コンテナ店舗を始める際に気を付けたい3つのデメリット

2023/12/29
建築コンテナ
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飲食店、カフェや美容室などコンテナ店舗の開業をご検討される方が多いでしょう!コンテナ店舗を開業するのであれば、デメリットを知っておくことはとても大切です。

 

今回の記事では、建築コンテナでコンテナ店舗を開業するデメリットや押さえておきたいポイントを紹介します。

目次

1.建築コンテナでコンテナ店舗を開業するデメリット

「コンテナ店舗は格安ではない」

「設置場所に制限がある」

「移設はできるが簡単ではない」

 

2.コンテナ店舗に関するよくある誤解

「鉄の素材だから夏は暑くて冬は寒い」

「経年劣化が早い」

「雨漏りがする」

「天井が低い」


3.コンテナハウスはデメリットもあるがそれを超えるメリットも!

「重量鉄骨造なのに安く、工期が短い」

「自由度が高く、カスタマイズや増築しやすい」

「ビジュアル面で注目を集めることができる」

まとめ


1.建築コンテナでコンテナ店舗を開業するデメリット

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コンテナ店舗は一般的な店舗と比較して開業しやすいと思っている方が多いでしょう。しかし、実際には費用面や設置などにデメリットもあり、多くの方がイメージしているように簡単ではありません。

ここではコンテナ店舗のデメリットを3つご紹介します。



「コンテナ店舗は格安ではない」

コンテナ店舗は格安だというイメージを持っている方もいます。しかし、建築コンテナが他の重量鉄骨造の建物に比べて大幅に安いというのは間違いです。

 

建築用コンテナが安いと言われる理由は、中古の海上輸送用のコンテナで作ったコンテナ建築があるからです。海上輸送用のコンテナと建築用コンテナは、見た目はそっくりですが建築性能はまったくの別物です。中古コンテナを使ってコンテナ店舗を建てたとしても、現在は日本の厳しい建築基準法をクリアすることができないため、違法建築となってしまいます。

 

コンテナハウスは重量鉄骨造の建物なので、木造建築と同等もしくはやや高い費用相場となります。一般的な重量鉄骨と比べれば少し安価ですが、建築物として格安ということはありません。

 

「設置場所に制限がある」

コンテナ店舗は、工場で製造した建築用コンテナを現場まで運んで基礎に連結して設置します。コンテナ店舗には建築現場での作業時間が大幅に短くて済むというメリットがあり、基礎のみの状態から最短一日でコンテナハウスを建てることも可能です。

 

一方で、コンテナ店舗を建設するにはコンテナを運び込むことができる搬入経路が確保されている必要があります。狭小地や設置場所まで搬入経路が狭すぎる場合、また、電線や樹木などでラフタークレーンが使えない場合はコンテナを運び込むことができない可能性が出てきます。

コンテナ店舗を建てる際には設置場所の搬入経路の確認がとても重要です。

 

「移設はできるが簡単ではない」

コンテナ店舗のメリットのひとつは移動できることですが、簡単に移動できるわけではありません。コンテナ店舗を移動させるとなると、電気や水道、ガスなどのライフラインをすべて外して、コンテナ自体も分解、基礎も外して移動するという大規模の工事になります。

 

いざとなれば移動することは可能ですが、トレーラーハウスのように簡単に移動できるわけではないことを知っておきましょう。

 

移動式のコンテナ店舗をご希望のお客様に向けて、トレーラータイプのコンテナ店舗もご提案できます。詳しくは「コンテナバンク」までお問い合わせくださいませ。


2.コンテナ店舗に関するよくある誤解

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コンテナハウスの機能性や安全性に、さまざまな不安をもっている方もいるでしょう。しかし、なかには一般的な建物と変わらなかったり、優れていたりする点もあります。

ここでは、コンテナハウスでデメリットだと思われがちな、よくある誤解を紹介します。

 

「鉄の素材だから夏は暑くて冬は寒い」

コンテナ店舗は「鉄の家だから断熱性に劣るのでは?」と思われる方がいますが、実は外壁だけ鉄になっていて、マンションや木造戸建てと同様に、断熱工事を行えば夏も冬も適温を保つことができるので快適に過ごせます。

 

コンテナ店舗の断熱工事は、主に以下の4種類です。

 

・発泡ポリウレタンフォーム断熱

・グラス断熱

・外壁断熱

・断熱塗装

 

・まず、断熱効果が高い発泡ポリウレタン吹付断熱

発泡ポリウレタン断熱とは、コンテナの内壁に発泡ポリウレタンフォームを直接吹きつける工法です。気密性が高く、断熱性能に優れています。しかし、コストがかかりやすい点がデメリットです。

寒冷地区のコンテナ建築や保温性が求められる農業コンテナや設備コンテナなどによく使われます


・次はコンテナ建築で一番多く使われるグラスウール断熱

このタイプは安価で施工でき、厚めに断熱材を使用することにより、高い断熱効果を得ることが可能となります。

事務所、店舗や倉庫の断熱工事にこの断熱材がよく使われます。


・次は外断熱といわれるサイディング施工

外壁断熱は建築用コンテナの外側に外装パネルを貼りつける工法です。結露しにくく、断熱や気密処理が簡単というメリットがあります。しかし、施工コストがかかりやすく、外面を覆う工法になるためコンテナの外壁の特徴を失ってしまいます。


・もう一つの外断熱は断熱塗装

このタイプはコンテナの外壁、屋根に断熱塗料を塗ることで、太陽光からの熱が室内への影響を抑えることにより、室内の温度を快適に保つことができます。

一番施工しやすく、コストが安いメリットがあります。

内壁の断熱と合わせて使用することも多いです。


「経年劣化が早い」

コンテナ店舗は鉄でできているので、錆びやすく、経年劣化が早いと思っている方もいるかもしれません。しかし、木造・鉄筋コンクリートも、建物はメンテナンスをしなければ劣化してしまいます。

 

コンテナ店舗もきちんと防錆加工や定期的なメンテナンスを行えば、長く使い続けられます。

 

「雨漏りがある」

コンテナはそのまま設置する、屋根部分に勾配がないため、水が溜まって雨漏りがするのではないかとよく言われたことがあります。

弊社の建築コンテナは建築基準をクリアした構造を守りながら屋根勾配を設けます。さらに専用の部材を使って連結部の隙間処理、溶接、コーキング作業を行うため、雨漏りすることはありません。

 

「天井が低い」

コンテナ店舗は天井が低いというイメージを持たれることがあります。しかし、実際にはそれほど低くありません。

 

コンテナハウスの高さの内寸は標準的なもので2.4m、ハイキューブ型で2.7mほどあります。断熱材、下地を入れると少し天井高は下がりますが、一般的な住居と変わらない高さを確保できます。ハイキューブコンテナを使えば、圧迫感を心配する必要はなく、コンテナ店舗としても天井の高さが大きな問題となることはありません。

 

また、天井を高く取りたい、ロフトを設けたい場合には、コンテナの上にハーフハイトコンテナを重ねて吹き抜け構造にすることをおすすめします。

 


3.コンテナ店舗はデメリットもあるがそれを超える魅力がある

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コンテナハウスにはいくつかデメリットがありますが、それを上回る魅力も数多くあり、店舗開業にも向いています。そんなコンテナ店舗のメリットをご紹介します。

 

「重量鉄骨造なのに安く、工期が短い」

コンテナハウスは、格安ではありませんが、重量鉄骨造のほかの建築物と比較すれば安いです。

 

工場で製造したコンテナを現地に運んで施工するため、建築現場での工期がとても短いです。また、人件費を抑えられるため、鉄骨造より安く店舗を開業ができます。

 

「自由度が高く、カスタマイズや増築しやすい」

 

コンテナハウスは箱型ですが、実際には設計の自由度が高いこともメリットです。

コンテナの内部を区切るだけでなく、複数のコンテナを連結させたり重ねたりして、立体的に配置することもできます。また、異なるコンテナを並べたり、必要に応じてあとからコンテナを増やしたりすることも可能です。新造コンテナの場合、敷地の広さに合わせてコンテナのサイズも注文できるので、さらに自由度が広がります。

 

近年は一般の建物と建築コンテナを組み合わせて、開放感のあるスペースを作る方法が注目されているので、ぜひ「コンテナバンク」までお問合せください。

 

「ビジュアル面で注目を集めることができる」

コンテナ店舗は、コンテナ特有のインダストリアルなビジュアルが特徴です。一般の建築物とは異なるインパクトがあり、新しいジャンルの建築物としてトレンド性が高いため、ショップやカフェなどの店舗として人気があります。

 

また、塗装やレイアウト、異素材との融合などデザイン次第で、人々の注目を集められるので、集客にも効果的です。



まとめ


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コンテナ店舗にはいくつかデメリットがありますが、移転がしやすい、工期が短い、内装や外装を自由にアレンジできる点など、大きなメリットがあります。

 

「コンテナ店舗で開業をしたいけど不安がある」「建設費用と工期を知りたい」「設計や建築確認申請方法がわからない」といった方は気軽に「コンテナバンク」までにご相談ください。プランの作成、建築確認申請、デザイン設計、コンテナの製造・設置・施工までお手伝いさせていただきます。